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保湿液

毛穴のたるみを引き締める方法

加齢とともに目立つようになってしまう毛穴

毛穴の広がりも女性にとっては大きな悩みとなる肌トラブルです。

毛穴の悩みはいくつかあり、「毛穴づまり」「毛穴のたるみ」「毛穴の開き」といったように分類できます。これらはいずれも本来は汗が出る時以外は閉じた状態になっているはずの毛穴が通常時から開いたままになっていることで起こるものです。

子供の時など肌質が健康な状態のときには、毛穴は体温調節によって閉じたり開いたりが自然にできますので、通常時には引き締まったツヤのある肌になります。しかし年齢が高くなって肌そのもののハリが少なくなってくると、それまで閉じていた毛穴を十分に閉じきることができずだらんと垂れたような状態になってしまいます。

中でも対処が難しいのが「毛穴のたるみ」で、肌質が悪化して内部の水分が損なわれて表皮がだらんと下がった状態になることにより、毛穴が縦に伸びたような形になってしまいます。縦に伸びた毛穴は「しずく毛穴」と言われることもあり、ちょうど水滴のように下に行くほど大きく広がるような形状になります。

たるみ毛穴を防ぐためには肌質の改善とともに、しっかり毛穴を素早く引き締めるようにしていく必要があります。毛穴を開きっぱなしにしてしまう原因の一つが毛穴づまりで、毛穴の中に古い角栓が詰まった状態が長く続くと、角栓を取り除いてもしっかり引き締まらなくなってしまいます。

毛穴の引き締めは洗顔のあとの化粧水がポイント

洗顔をしたあとしばらく何もしないでいると、肌がつっぱったような状態になってしまいます。

これは洗顔をすることで顔の皮脂を落とすと肌表面が外部からの刺激に対して全くバリアのない無防備な状態になってしまうからで、ちょっとした風や刺激にも敏感に肌が反応してしまうのです。そうした肌のつっぱりの状態はしばらく放置をしていると自然に解消していきますが、それまでの間はずっと無防備な状態になります。

そこでそんな肌のつっぱりを素早く抑えることができるのが化粧水やローションといった基礎化粧品です。基礎化粧品は毛穴を引き締め、肌に水分を浸透させてくれる成分が含まれています。

ですのでまずは毛穴のたるみを引き締めるためには洗顔後にずっと毛穴が開きっぱなしにならないように、きちんと肌質にあった化粧水を探ししっかり肌に浸透させていくことを徹底させましょう。

このとき重要なのが、洗顔料と化粧水を全く別のものとして扱わないことです。肌のコンディションをよくするためには、肌の皮脂量に合った洗浄力を持った洗顔剤を使用するとともに、その後適切に肌に水分を浸透させられる化粧水を使用するというダブルの対策が必要になってきます。

顔以外の毛穴も要注意ポイント

「毛穴のケア」と聞くと、たいていの人が顔の毛穴を思い浮かべますが、身体にはケアしなければいけない毛穴がたくさんあります。

実際、脇やスネのようなムダ毛の除去をする際に、処理が甘いと毛穴が炎症してしまうこともあるのです。そのため、ムダ毛を処理する際は、できる限り毛穴にダメージを与えないようにしなければいけません。

例えば、毛根を除去する際にエステサロンや家庭用の脱毛器を使うことはあまりおすすめしません。これは、エステサロンや脱毛器で使う除毛用のレーザーは、医療法で定められている弱い出力のものしか扱えず、毛根を完全に除去し切れない可能性が高いためです。反面、医療機関で扱うレーザーは高出力のものを扱えるため、先に挙げたレーザーよりも毛根をしっかり除去できるように作られています。

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また、万が一肌荒れや炎症を起こしてしまった際にも、医療機関であれば医学に基づいた適切なケアを行いやすいというメリットが得られます。毛穴のケアを行う際は、顔だけではなくムダ毛のケアのことまでしっかり考えるのがベストです。