顔のむくみを改善するには

東洋医学でいう「水毒」の状態にあります

朝起きて最初に鏡を見たときに、顔が膨らんでまぶたや頬が厚ぼったくなってしまっているということを経験したことはないでしょうか。
「むくみ」は体の中に余分な水分がずっとたまったままになってしまう状態のことで、これが起こりやすい体質の人のことを東洋医学では「水毒」といいます。

「水毒」が起こるのは体内の水分代謝に異常が起こってしまっているからであり、体の健康にとってよくない老廃物が適切に排出されずにずっと体内に残ってしまっていることを示しています。

女性の場合夕方頃になると足にむくみを強く感じるようになるという悩みがある人もいると思いますが、その体質がより重度になってしまったときに起こるのが朝型の顔のむくみです。

水毒体質の人の特徴として慢性的に体内にむくみが起こっている感覚があり、体が冷えやすいということが挙げられます。
それまでは健康であったのに、夏場にクーラーにあたりすぎてしまったりといった強い冷えを体に受けてそこから症状が出てしまうということもあります。

実はこうした水毒症状を感じている人は女性を中心にかなり多くいるとされており、慢性化すると体重が減りにくく代謝が悪くなって肌質が低下してしまったりします。
一説では女性全体の8~9割は何らかの形で水毒を経験していると言われるので決して他人事ではありません。

まずは体を温めること

水毒症状の元凶は何と言っても「冷え」です。
気候や環境などによって冷えることももちろんありますが、問題はそうした体の冷えを自分の体内で回復することができなくなってしまうということです。

ですのでむくみ症状を改善していくためにはまず体質的に体温を高めることができるようになることが重要です。
東洋医学では水毒の回復をするには「陽性食品」を食べるようにすることが推奨されています。
陽性食品とは簡単にいえば体を温めることができる食材のことで、主に冬野菜にその機能が含まれるものが多く見られます。

具体的には生姜やニンジン、ゴボウなどといった野菜や、玄米や蕎麦、紅茶、味噌、醤油といったようなものも含まれます。
反対に夏場に採れる夏野菜の多くは陰性食品と分類される体を冷やす成分を多く含んでいるので、体質改善を目指しているときにはあまり多く接種しないようにした方がよいでしょう。

もう一つむくみを起こりにくくするために重要なのが、体の筋肉を増やすということです。
むくみが起こるもう一つのメカニズムが、体の筋肉量が減ることで体の末端の血管から心臓まで血液を運ぶ働きが鈍くなってしまうことです。

有酸素運動などじっくり時間をかけて体の内側から温める習慣を付けていくと自然に体内の筋肉量が増え体質改善をしていくことができます。