赤ら顔になってしまう人のための対策

中年期以降に増える「赤ら顔」とは

街中ですれ違う中年~更年期くらいの女性の顔を見ていると、何人かに一人は頬が真っ赤になってしまっている人を発見します。
いわゆる「赤ら顔」という状態で、緊張したりお酒を飲んだりしているわけでもないのに、普段から顔が赤く染まったようになってしまうのが特徴です。

赤ら顔の症状は年齢が高くなると必ず出るというわけではなく、逆に若いうちから発症してしまうということもあります。
主な原因は毛細血管の拡張で、他にも敏感肌や炎症といった肌トラブルが原因になるケースも見られます。

体質的にもともと肌が弱かったり、皮膚が薄かったりすると早い時期から発症してしまうことがよくあるようです。
加齢によって出やすくなるのは皮膚内の水分量が不足するようになって肌の厚みがなくなってしまうことと、肌が乾燥しやすくなってトラブルが出やすくなるからです。

ですので年齢に関わらずもし赤ら顔の症状が出てしまうなら、まずは肌質を全体的に改善するところから始め、それと平行して顔の血管が浮き出ないようにする対策をとっていきます。

特に発症しやすくなるのは40代以降からなので、30代のうちからしっかりスキンケアをして肌のハリを損なわないようにしていきましょう。

毛細血管が拡張したまま閉じなくなってしまう

赤ら顔の原因は顔の内部に無数に走っている血管の膨張です。
お酒を飲んだときに顔が赤くなるのは、アルコールが体内に入ることで血管が一時的に拡張をして血行が激しくなってしまうからです。

緊張をしたり急に気温が高いところに行ったときに顔が赤くなるのも同様で、普段は顔に赤みがない人も顔の血管が膨らむことで赤ら顔になります。
通常ならばこうした一時的な赤ら顔はその原因がなくなると自然に解消されるのですが、これは膨らんでいた血管が再び縮小して細い状態になるからです。

しかし加齢によってこの調節機能がうまく働かなくなってしまうと顔の部分の血管が開きっぱなしのようになるので、これが慢性的な赤ら顔の原因になります。

普段から適度に汗をかいて体温調節ができるようになっていればこうした開きっぱなしの状態は起こりにくくなるので、できるだけ汗をかいては冷ますといった習慣をつけておくようにしましょう。

またニキビやアトピー性皮膚炎のような肌そのものが傷んでしまったときにもそれを治療しようとして血管が激しく動くので赤ら顔の原因になってきます。
アトピー性皮膚炎でステロイド外用剤を常用していると、副作用として血流が滞ってしまいそれが赤みの原因にもなります。

赤ら顔対策のための専用ジェルや基礎化粧品も多くのメーカーから販売されていますので、そうしたものを使用しながら生活習慣を改善していきましょう。